NHK大河ドラマ 鎌倉殿の13人 第14話「都の義仲」あらすじ+感想
木曾義仲(青木崇高)に敗れ、都落ちする平宗盛(小泉孝太郎)。
源頼朝(大泉洋)は、弟の義経(菅田将暉)を大将とし派兵を決断。
~第14話「都の義仲」あらすじ~
ほっこり?義時と八重の仲良しシーンからスタート。
今回は政略っぽい回です。
【ザックリあらすじ】
①義仲が平家を破り上洛する。
③後白河法皇は上洛した義仲が邪魔になる。
④義仲は平家討伐のため西国へ行く。
⑤頼朝は政略を用いて法皇から東国支配を認められる。
⑥義仲は⑤に反発して京都へ戻るが、法皇から嫌われる。
⑦法皇は頼朝へ義仲討伐を命じる。
⑧頼朝は義経を総大将として京都へ派兵する。
⑨鎌倉の御家人たちは⑧に反対し、反頼朝の仲間を集めはじめる。
この間に、次回以降の伏線がたくさん散りばめられています。
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木曾義高が人質として鎌倉へ到着。
その美しい顔立ちや人柄から、鎌倉の女性陣からは大人気。
大姫もカワイイ。目が大きい~✨
義高の父である木曾義仲は北陸で平家軍を打ち破り、そのまま京都へ上洛。
敗れた平家は、三種の神器と安徳天皇を連れて西国へ都落ち(´・ω・`)
でも後白河法皇は平家と距離を置いて、京都へ残る。
田舎者ゆえの義仲の無作法ぶりに引いてしまう。
政治や政略がドロドロです。
平家を破った源氏への恩賞、
第1が頼朝、第2が義仲、第3が行家
となったと思えば、ナシになったりと…
ちょっと義仲の描かれ方が、不憫というか、
行家が宮廷作法の基本を教えてやればいいのにねぇ~
さらに京都での木曾兵の乱暴狼藉が目立ち、
後白河法皇は、義仲を京都追い出すために、西国の平家を討つよう命じる。
義仲「戦に出たこともないお人が 口を出さないでいただきたい!」
ホントそれな!
「太平記」での楠木正成が湊川の戦いへ行くシーンを思い出しちゃいます。
義仲はしぶしぶ備中へ出陣するも苦戦。
空白地帯となった京都へ頼朝が動き出す。
法皇へ貢物をたんまりと送り、東海道、東山道の支配を認められることになる。
これに義仲が激オコ!
備中から急いで京都へ戻るが、後白河法皇は謁見を拒否・・・
一方の頼朝は法皇からの要請もあり、
ついに京都へ派兵を決める。総大将は九郎義経。
でも御家人たちは、派兵を渋る。
この辺りの描き方が絶妙ですね~
御家人である坂東武者たちは、自分たちの所領さえ確保できれば良く、
それが優先事項であるため、
わざわざ京都へ出兵することを厭います。
御家人をイマイチ信用できない頼朝は、
義仲を討つように義経へ命じる。
政子は娘の事を思い、義仲と戦うことに反対するも、派兵は決定。
そして、ついに閏10月8日 義経は義仲討伐へ出陣。
出陣前の 頼朝と義経 兄弟のひととき
義経「兄上のために全身全霊を傾けて戦い抜きまする!」
頼朝「戦から戻ったら語り尽くそうぞ」
「強き弟に恵まれて、わしは果報者じゃ」
おそらく対面するのはこれが最後になっちゃうんでしょうね(´・ω・`)
出陣する様子をみる義高に、
義時「源氏同士の争いなど無意味というのに」
義高「九郎殿が不憫でなりません、父に戦でかなうわけがありませぬ」
「もはや再びお会いすることもないでしょう」
と言って義経からのプレゼント(セミの抜け殻)をグシャっと潰す
この派兵を受け、御家人の一部は、頼朝を見限りはじめる。
御家人たちの不満を感じ取り、
鎌倉がバラバラになることを憂う義時。
憂う義時に対し、大江広元が上総広常に関して、とあるお願いをする。
その義時が上総広常へ御家人たちの味方をしてほしいと依頼。
それを受け、不満御家人の集まりに、上総介が参加。
その夜、鎌倉が二つに割れた・・・
と本編はここまで。
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そろそろ鎌倉内部抗争が始まりますね(>_<)
なんだか寂しいなぁ~と思いつつ、史実も知ってるから
どのような描き方になるのかを楽しみたいと思います。